バレーボール人生 監督との出会い

小学校卒業後、私は地元の公立中学校に進学しました。


入る部活はもちろんバレーボール部で入学式のその日から練習させてくださいと顧問の先生の所へ行き、見事に許可されなかったことを覚えています笑


中学校のバレー部には小学生の時のスポーツ少年団の先輩が１つ上の学年にいて、とてもなじみやすかったのですが、２つ上の先輩は小学生の時の先輩でもなく、わりとワルぶっている感じの先輩だったので、３年生が引退する夏に早くならないかなぁとひたすら祈っていました。


そんな雰囲気のバレー部だったのですが、部活の顧問の先生は私が入学した同じ年にほかの中学校から転勤してきた先生でした。


その先生は大学でも体育会のバレー部に所属し、今のように実業団チーム(広島はJT)が国体に出る以前は、社会人チームが国体に県代表として出場していたので、その代表として試合に出場するなど、輝かしい経歴を持つ方でした。


40歳を超えているというのに夏休みにもマスターズの部ではなく一般の部で９人制バレーボールのクラブカップに広島県代表として出場するから練習はおまえらでやっとけ、というようなことが・・・笑


とにかくそんな先生の指導は、すべてにおいて長年のバレー経験からくる説明不可能な、しかし、間違いのない説得力のある内容でした。


セッターであり、身長も私たちより低いのに一緒にスパイク練習をしても、私たちの誰よりも強烈なスパイクを叩き込んでいました笑


そんな○○先生は生活態度から礼儀や挨拶に非常に厳しく、それらに従順に従う私たちバレー部員は○○教の教徒だと周りの先生から茶化されていたことを思い出すと、確かに少し熱狂的信者のように規律の中で動いていたかなぁと感じたりします。


しかし、そんな監督との出会いも私のバレーボール人生に大きな影響を与えてくれました。