選手交代のルールについて

今回は６人制バレーボールにおける選手交代のルールに
ついて説明します。

６人制バレーボールでは１セットにつき６回まで選手交代が認められています。

つまり、スターティングメンバーを総入れ替えすることが可能ということです。
これはサッカーなんかでは不可能ですね。

ただし、バレーボールの選手交代は一度交代した選手がもう一度
コートの中に復帰することが可能です。
しかしこの時、注意が必要なのは、再び選手が戻る場合、
前に交代した選手としか交代できないこと。

つまり一旦コートの外に出たプレーヤーが別のポジションで
再びコートの中に入ることはできないということです。
これは他のスポーツにはみられないバレーボール特有のルールなので
注意してください。

また、選手交代は同時に２人の交代も可能です。
よくバレーボールのテレビ中継で見られるのは２枚替えですね。
ワンポイントブロッカーとピンチサーバーを投入したりするやつです。

このとき、忘れてはならないのが、副審にメンバーチェンジのシグナルを
監督かゲームキャプテンが送るとき、必ず２人替えますよーということを
伝えておかなければならないということ。

これを怠ると１人目の選手しか交代させてもらえなかったという事態が発生します。
これはプレミアリーグや国際試合などでも頻繁に見られる光景なので、
よーくテレビ中継を見ているとおもしろいかもしれません。

また、そんなの分かっていると言われるかもしれませんが、
リベロの選手は試合中に何度でも審判を介することなく交代が可能です。
これについてはまたリベロについての説明のページで詳しく解説します。

６人制バレーボールの大まかな選手交代の決まりについて
分かっていただけたでしょうか？