バレーボール人生 まさかの外練

まず高校のバレー部に入って驚いたことは屋外での練習の多さです！


しかもその激しさ…


中学生時代にも屋外で練習は行っていましたが、高校は次元が違いました。


入部してから初めての練習の日、先輩たちはやけにみすぼらしい練習着を着ています。


なぜかと思ってみているといきなり対人レシーブからザザーッ！


まるで体育館での練習と何も変わらないかのようにフライングレシーブを繰り返すではありませんか！


ワンタッチボールを追ったりフェイントに飛び込んだりと何のためらいもなく泥まみれになっています。


さすがに最初はドン引きです…


しかし慣れとは怖いもの。


すぐに外練専用の靴、上下ジャージ、Tシャツが固定化し、毎日胸に擦り傷を作り、ジャージを砂まみれにしながら練習していました。


しかし膝をすりむくのは嫌なので、夏が近づいてもなるべく長ズボンのジャージをはいていたのを覚えています笑


そんな外練が平日は毎日続くんです…


女子部のほうがなぜか体育館を使える日が多く、平日私たちは週に２回、１時間半しか体育館を使えませんでした。


バレー部専用の体育館が存在する県内トップの強豪校とは雲泥の差…


夏は死ぬほど暑く、汗と土でTシャツはドロドロ…
冬はあまりにも早く太陽が落ちるのでバレーボールがすぐ見えなくなります・・・
その対策だと言って監督の先生はバレーボールに蛍光塗料を塗って、


「これで少しは見やすいだろう♪」


とか言ってサーブカット練習をさせていました。


正直全然見え方変わらなくて顔の手前まで来ないとボール見えません…笑
しかも乾いてても手に少しずつ塗料付くし…


冬にどれだけ寒くても軍手はボールを触り始めたら外さなきゃダメ！
とか
昔はサーブのオーバーカットもドリブルを取られたからサーブカットでオーバーは使うな！
とかとかとか・・・


おかげで私は今もサーブカットのオーバーカットが苦手です…笑


手だけで取らずに足を動かしてサーブカットをするという意味では意味のあることなのかもしれませんが…


いずれにしてもまたも貴重な体験が多い、高校生時代の練習漬けな毎日でありました。